大仏造立・コロナ収束を願う。勧進キャラバン法要
去る10月7日、旧・橋本小学校の広場で、新型コロナ禍の収束と人々の活力を願って、令和の「大仏造立」を目指す「勧進キャラバン法要イベント」が、開かれました。
この「大仏造立」の勧進は、北海道札幌市の芸術家で曹洞宗の僧侶・風間天心さんらが発案して3月頃、仲間とともに活動を始めました。
新しい大仏(高さ約10メートル)の体内には、国民の願いを集めた小さな仏像を納めて、未来永劫(えいごう)「疫病退散」を祈るという。
この日は、軽トラの荷台に小さな仏像(高さ約80センチ)を飾り、その前の祭壇には柿と餅、花を供えました。
風間さんと、橋本市神野々の光三宝荒神(ひかりさんぽうこうじん)社の菅原成典管主ら高野山真言宗の僧侶8人がホラ貝を吹きながら登場し、護摩壇を囲み、般若心経を唱え、護摩を焚き、集まった橋本こども園の園児約70人や、地元の檀信徒ら20数人は、飾られた仏像に「コロナ収束」「家内安全」を願って書いた紙を貼りつけました。
法要イベントは24カ所目で、県内では初めて。今後も全国各地で、祈りの貼り紙を続けた後、令和3年(2021)中に大仏造立を実現させ、その体内に今回の仏像内に収納されている、風間さん手彫りの仏像(勧進菩薩)を収めるとのことです。
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